試験でミスった話
先日、詳しくは省くけど試験のようなものを受けてきました。かなり大変な試験で、本気で準備して臨んだんだけど、結果から言うと少し失敗しました。
何に失敗したのかと言うと、試験官が俺の苦手な人だったんだよね。
めっちゃ優秀で、正しい試験官なんだけど、
俺は何かその人に対して苦手意識を感じていて。その人が担当するとなった瞬間に完全に
「怖い」というモードに入ってしまった。
苦手な人が自分に評価をつける。君ならどうだろう?怖くない?俺は怖かったのよね。
で、ミスってしまったと。
まあしかし、別に誰かが不幸になった訳じゃないからいいかな、と思っていた。俺が不合格になったけど、別にそれはどうにでもなるし。
しかしモヤモヤが晴れない。何故だ?
少し考えてみて、分かった。
「ああ、俺あの人の事嫌いなんだわ」
これに尽きる。何故かというと、その試験官は正しいんだけど、(恐らく無自覚に)煽ってくるのよね。「やる気ないの?」みたいな。しかし指摘は正しいし、こちらを思ってくれてもいる。そこに対するモヤモヤだった訳だ。
(勿論、disられると中々そのミスは忘れないので、指導としては正しい所もある)
今回気づいたのは、「正しい」と、「好き嫌い」は全く別物ということ。そして人間は、どうしても「好き嫌い」の方を重視してしまうっていうこと。
これ、凄く大事な事じゃないだろうか。
正しさでマウントとる人は、自分が間違ってるとは思っていない。なんなら、きっと正しい。
でも、「嫌われている自分の意見を相手は聞き入れない」 この自覚が無いと、折角の正しさが届く事はない。時間が無為にすぎるだけだ。
こんなに悲しい事はない。
自分の意見が通らない時、この事を思い出せたら突破するきっかけになるかと思い、メモがてら書きました。
まあその試験官の事を俺もよく知っている訳じゃないので、まずはしっかり「僕が間違ってました」と負ける事から始めてみます。
自分から負けれる人間の方が、なんか良い気がする。というか、本当に間違っていたのでね。
king gnuが刺さる1日でした。