今週の五等分の花嫁がエモすぎる

 

昨日、五等分の花嫁最新話が更新された。

f:id:Yuto19981131:20200122163252j:image

 

今週の話はエモさ、モヤモヤ、涙、何か色々あり過ぎるので、文字にする事で消化を図りたい。

文字にでもしないと収まらない。正直終わった後、色々読み直してめちゃくちゃ泣いてしまった。来週が待てない。気持ちを整理しないと私はタイムマシン開発を始めかねない。

 

まだ最新話を読んでないよって人はブラウザバックだ。マガポケで80円だぞ。ネタバレになっても(というかネタバレしかない)責任は負いかねる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今週の話を要約すると、「ニ乃×四葉

風太郎×五月」それぞれの心情が、同時並行で描写された。

ニ乃×四葉は先々週の時点で提示されていた事もあり、しっかりとそれを纏め切った印象だ。

 

f:id:Yuto19981131:20200122155945p:imagef:id:Yuto19981131:20200122162303p:image

結ばれた四葉を祝福もするし、自分の恋心も無くさない。隙を見せたら奪いに行くから覚悟しなさい、と。

本当に優しく、強い。それでこそニ乃。

早いうちから自身の思いを消化し始めていた一花、自身の成長を実感し、恋心を消化した三玖。

そして、消化し切っても捨てないニ乃。

本当に出来る女だ。自分の思いも大切に、結ばれた二人にもエールを送る。本当...マジ...ええ子や...

 

そんな素敵な決着を見せてくれたニ乃に対し、

風太郎×五月」は人によっては受け入れ難いかもしれない。

五月は、「風太郎が好きだった」という恋心を自覚するも、それを姉妹や風太郎に伝える事なく、「思い出」として消化したのだ。

これはかなり好みの分かれるポイントである。他の姉妹が衝突したりする中、自分一人で消化し切ってしまった五月...

こんな悲しい恋愛も中々無い。気づいた時には終わっていた恋。余りに悲しい。しかも、最初に登場したヒロインである五月の恋がこの終わり。事実、五月推しの人々が荒れている。

描写不足の感は確かにある。その消化に至るまでに、葛藤したり涙を流す五月が見たかった...その気持ちは痛い程理解できる。尺が迫っているのも分かる分、もやもやも加速するのだろう。

五月自身が消化できても、読者が消化し切れていないのだ。私も正直、途中まではそう思っていた。

 

だが...

 

だが、最後の描写で、それらのモヤモヤは全て忘れてしまった。その時の私の心を文字にしてみる。テンションが深夜なのでお覚悟を。

 

♪脳内BGM いきものがかり「YELL」

f:id:Yuto19981131:20200122154008p:image

五月...ッ!!...お前っ...その反応...!やっぱり好きだったんじゃ無いかっ...!くそっ...!今までの思い出がフラッシュバックしやがる...

 

あの時も...

f:id:Yuto19981131:20200122154727p:image

あの時も...

f:id:Yuto19981131:20200122152935p:image

本当は好きだったのかよっ...!

 

f:id:Yuto19981131:20200122153006p:image

ずっと...四葉風太郎の背中を押してるつもりで...っ

 

f:id:Yuto19981131:20200122153010p:image

 

本当は自分がッ!!自分自身が惚れていたっ...

なんて...なんて切ない...

 

f:id:Yuto19981131:20200122154035p:image

 

...え?

 

f:id:Yuto19981131:20200122151549p:image

 

(言葉にならない)

 

以上、再現終わり。

 

エモすぎないだろうか。第七話の時に撮ったプリクラを、五月はずっと大切に手元に置いていたというのか。そして、

f:id:Yuto19981131:20200122160531p:image

あの時隠されていた文字は「ずっと友達」...。

正直、書きながら泣いている。イカれた伏線の仕込み方だ。この時の為に7話から仕込んであったのか...

f:id:Yuto19981131:20200122152332p:image

少し未来で、五月はしっかりそれを消化し、子供に伝えている。そして今回のサブタイトルは

 

「五月の思い出」。

 

「1話で終わらせた」という批判を見かけたが、寧ろこれは一巻から読み返す事で完成するエピローグでは無いだろうか。事実、「五月はこの時既に風太郎が好きだった」という前提の元見返すと、五月の突発的な行動や、唐突なヒロインムーブが納得できてしまう。

 

f:id:Yuto19981131:20200122161233p:image

コレとか。

 

f:id:Yuto19981131:20200122161239p:image

コレとか。

 

この恋は気づいた時には終わっていたけれど、その人の事を思って過ごした日々、その時の自分が輝いていた事は間違いない。だから、忘れたりする必要はないんだと。この思い出を手放す事は無いと。

 

それが、五月自身の、他の誰にも気づかれない恋の決着なのだと。

 

今、感じた事をまとめる中で、自分の中で今週のエピソードを完全に消化する事ができた。今回のエピソード、私は大好きである。

 

だが、確かに消化し辛いエピソードになっているのは事実だ。納得できない人も多い事だろう。

しかしまだ4話残されている。ひょっとすると、単行本やキャラブックで追加シーンや裏話が聞けるかも知れない。

折角ここまで来たのだ。私は最早どんな最終回になろうとオールオッケー。最後まで楽しめそうである。そんな人が一人でも多い事を願ってやまない。

 

残り4話も、全力で追いかけて行きたい。