語りたい!「五等分の花嫁」part2

大分間が開いてしまったが、前回の予告通り、今回は各キャラのここが好き!を語りたい。既刊13巻の中から、個人的名シーンを1キャラにつき3つ厳選し、コメント付きでお届けする。

最新13巻までのネタバレと、誰が花嫁なのかは分かってしまうので要注意。最もそんな人は居ないはずだ。あなたの部屋の本棚にも既に13巻+キャラクターブックが並んでいるのは知っているぞ。何?無い?家を質に入れてでも買うべきだ。お釣りが来る。 

とにかく、ネタバレにはご注意を。

どのエピソードの何のコマか曖昧な人は是非お手元のコミックスを読み直して欲しい。より「わかる!!」と思ってもらえたら私も嬉しい。

 

一花

4巻 28話「結びの伝説 2日目④」より

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読者投票で一花のベストエピソードに選ばれた、林間学校編の1幕。キャンプファイヤーで踊るのはやめよう、と一旦落としてからだったのもあり、「わぉ!そう来るか!好き!」とキュン死に(死語)した。

一花はある種芝居的というか、少しドラマチック過ぎるセリフもバッチリハマるのが魅力である。2人だけのって言われてぇ〜。また、林間学校編は全キャラにとって大きなターニングポイントなので、今読み返すと全く違って見えるぞ。

 

7巻 58話「最後の試験が一花の場合」

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期末試験編の1シーン。三玖の点数を上回り思わず出てしまった表情がコレ。「女の怖さ」みたいなのが溢れていてたまらない。最初読んだときには背筋が凍り、先に待つ修羅場に恐怖したものだ。期末試験編以降は、ストーリーも「勉強」から「恋愛」へ移行して行く。このシーンは暗示的すぎてとても記憶に残っている。一花こんな顔できたんだ...って言うね。

 

12巻 102話「最後の祭りが一花の場合②」

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強い。学園祭編は、五つ子のほとんどが風太郎とキスをするという展開で、一花はそのトップバッターだった。一度風太郎を諦めた上で、尚キスをしてトドメのこのセリフ。月明かりの下、影となった表情のどことなくアダルティな感じがね。最高ッスよ。作画も完璧だ。

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一花兵団も喜んでいた事と思う。

 

・ニ乃

7巻 59話「最後の試験がニ乃の場合」

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お前の勝ちだ。

 

この日から私はニ乃推しである。

 

10巻 82話「シスターズウォー 五回戦」

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シスターズウォー編はまさに恋愛の嵐。各キャラの想いが入り乱れ、三玖は落ち込んでしまう結果となる。そんな中、ニ乃がかけた一言。自分が一番になりたい癖に、つい家族の事を気遣ってしまう。ニ乃の魅力が溢れる一コマだ。自己矛盾を抱えながらも突進して行く所がカッコ可愛い。女子人気が高いのも納得だ。修学旅行編はドロドロしまくるが、最終的に五つ子の絆が一つの完成を迎える。アツい。

 

11巻 93話「ツンデレツン」

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このエピソードは個人的ベストオブニ乃である。というのも、このエピソードではニ乃が風太郎に「推してもダメなら引いてみな」を仕掛けるのだが、私自身がまんまと引っかかったのだ。読みながら「え?本当に嫌いになっちゃったの?」と焦り、「やりすぎたーっ!」で安堵。「フー君が悪いんだからね」で菩薩顔になり、風太郎がビビったと言うのを聞いて

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この笑顔。いっそ殺してくれ。その日は全く寝付けなかった。テンションが上がりすぎた...

50話以上もツンを貫いただけあって、少女してる時のニ乃の破壊力は凄まじい。ヒロインすぎる...

 

・三玖

6巻 46話「七つのさよなら⑧」

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中間試験編は姉妹の絆にヒビが入り、風太郎自身も落ち込むというややシリアスなエピソード。そんな中、姉妹に劣等感を抱いていた三玖が放ったこの一言には痛く感動した。三玖自身の成長も感じられる名シーンだ。この「足りない所を補い合う」事に、五つ子の全てが詰まっている。それを他でも無い三玖が言ったという事に大きな意味がある。あと絵がとても良い。

 

8巻 67話「スクランブルエッグ⑦」

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Love so sweetが幻聴で流れ出すくらいのパワーシーン。三玖の笑顔×涙も良いが、風太郎の驚きの表情がまたいいスパイスである。

事実上の告白シーンでもあり、風太郎は五つ子との付き合い方を本気で考え出す事になる。スクランブルエッグは超好きなエピソードだ。まさか三玖が犯人とは思わなかった...マジで驚いた...

 

10巻 84話「シスターズウォー 七回戦」

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二度目の告白シーン。シスターズウォーのドロドロを乗り越えての告白。このシーンを持って三玖のメンタルは完成を迎える。恋愛を通しての成長...三玖のドラマはシンプルかつ強力で、纏まりも良い。風太郎自身が自覚を持っていたのはかなりエモい。直接伝えはしなかったが、しっかり想いは届いていた。...風太郎お前本当そういうトコだぞ!!好き!!三玖も可愛い!好き!!

 

四葉

2巻 13話「人好きのお人好し」

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四葉は印象がどんどん変わっていくキャラクターだ。この回は初めて四葉個人にスポットが当たる回とだけあり、四葉の「元気」「ひたむき」といった面がピックアップされているように最初は見える。しかし、後半四葉の過去が明かされてから読み直すと、全く違った見え方をする。「元気」「ひたむき」の裏にどれだけ深い感情が隠されていたのか。タイトルの「人好きのお人好し」の意味もまた...そういった意味で名エピソードだ。

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あとこのコマの四葉超可愛い。

 

5巻 37話「勤労感謝ツアー ②」

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勤労感謝ツアーは四葉推しにとって聖域である。全てが尊い...  え?お前ニ乃推しじゃないのかって?私は推しはニ乃だが花嫁は四葉という隠れキリシタンのような宗派に所属している。故にニ乃を裏切ってはいない。いいね?

さておき、これも後から意味がわかる名シーンだ。誰かの為にを優先しすぎて、自分のやりたい事を完全に見失っていた四葉。しかし、珍しく風太郎がバカ笑いをしているのを見て、その笑顔が見たかったのだと気がついた...

 

何なの?天使なの?どんだけ好きなんだよ良かったね本当幸せになれよおおおおおおおおおおおマジお前本当マジ現場からは以上です。

 

11巻 90話「私とある男子②」

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何度泣いたかわからない。

 

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本当読む度こんなテンションになる。11巻も隠し通して...お前...マジ...幸せになって...

 

 

・五月

4巻 30話「結びの伝説 3日目②」

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気を取り直して五月。風太郎が信頼に足る男かどうか、確かめる為に一花に変装するこのエピソード。結果的に風太郎の風邪を悪化させることになってしまうのだが、そういった不器用感が実に五月らしい。相対的に、「風邪を推してでも五月に付き合う」事により、風太郎の株も急上昇する。

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個人的には五月の変装だとマジで気付かなかったので衝撃だった。五月は不器用な所が可愛いね本当に。あとスキーウェア似合う。転んで雪まみれの中てへぺろしてほしい...して欲しく無い?

 

8巻 63話「スクランブルエッグ③」

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五月の森事件(勝手に命名)は個人的に作りが一番面白い。五つ子の外見を使ったトリックはこのエピソードが頂点だろう。混乱する風太郎に、他ならぬ五月がかけるこの言葉。最初は喧嘩し、「百歩譲って赤の他人」とか言っていたのになぁ...と感慨深くなったものだ。あとこのコマの五月は全編通して最も美人だと思う。湯けむり美人...

 

五月はヒロインしてる時としてない時の差が凄い。

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うん、凄い...本当に同じ人?

 

 

13巻 111話「最後の祭りが五月の場合 ③」

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破壊力のオーバーキル。武藤遊戯もサレンダーするレベルだ。13巻かけて定着し切っていた「敬語キャラ」を自ら捨てて殴ってきた。このシーングッとこなかった人いるんですか...?やべえよ、マジで。こんな事されたら1週間は夢に出るわ。私は出た。嘘です。5日くらい。こんな可愛くていいのか...?逆に病気なのでは?私 は 混乱している!

最初読んだ時のインパクトがとにかく凄い。他キャラがキスをする中のコレ、というのもあって看板ヒロインの面目躍如だ。これ以上はネタバレになってしまうから何も言えないのが苦しいところ。最終巻を読んだ後に、この一つ前の記事を読んでもらえればきっと伝わる。五月はね...とてもエモいんだ...

 

 

以上、かなり長くなってしまったが五つ子名シーン集でした。時間はかかったがかなり満足だ。ごとよめは素晴らしい。残すは3話。最終話はなんと30ページあるらしい(ソースは別冊マガジン)ので、今から期待が高まりまくりだ。とはいえアニメ2期が既に決まっており、そこまで何も展開が無いとは考え難い。いいんだぜ...?スピンオフを月一くらいで別マガに載せてもよォ...

単純にアニメも期待大だし、今後もごとよめワールドが広がることを期待している。具体的にはフィギュアをもうちょい出してもらえると有り難い。以上!