働いていると一番に思うことは、「働きたくない」ということだ。
これはほとんどの社会人が思っている事だろう。でもさ、俺は思うんだけど。
「こんなに生きていくのって難しいんだっけ?」
原始時代ならまだわかる。戦時中ならまだわかる。
でも今は2020年代だ。人類が不断の努力で今の「死の危険が少ない」「人権を脅かされない」世界を作っているというのに、まだこんなに生き辛いのか?
ありえない。
答えはシンプルだ。
「方法はあるが、俺たちが勉強していない」
これにつきる。就活の時もそうだったし、働きだした時もそうだったが、俺は(もしかしたらあなたも)あまりに不勉強が過ぎる。
世の中は、「無知」には驚くほど厳しいのだ。
ってなわけで、「お金」シリーズ第二弾である。
1、「お金」と「労働」
そもそも「お金」とはなんだ?
その答えは「価値」だ。「他人に提供した価値」こそがお金の正体。
つまり、お金を稼ぐという事は、「他人に価値を提供する」こと。これによって、「生きていくためには誰かを助けねばならない」 相互補助がスタートの段階でデザインされているのだ。本当に資本主義ってのは大した仕組みである。
そんなすごい仕組みなのに、何故俺たちはこんなに働いても満足できないんだろう?
その答えは、「自分で生み出した価値じゃないから」だと俺は思っている。
従業員でいる限り、その仕事は「昔創業者が生み出した価値」だ。
昔誰かが引いてくれたレールだ。その上を走ってお金をもらっている限り、
・「これをやれ」という上司の命令に逆らうことは難しく
・「この仕事は自分にしかできないことだ」と満足感を得ることはできない。
従業員になっている段階で、俺たちは「自分で価値を作る」ことを怠けている状態なのだ。つまり、資本主義の前提に反した(というか、至っていない)状態なのだ。こいつはシビアだぜ。
ここから抜け出す方法は一つ。「自分で提供できる価値を作る」ことだ。
しかし、価値を作れっていわれてもねえ。ちょっとモノマネできるくらいですよ。
宴会芸にしかなりません。
これが今までの常識だった。でも、SNSが全てを変えたと思うのだ。
全人類が、無料で世界に向けて「自分の価値」を示せるこの時代。奇しくもコロナでその力がさらに浮き彫りになった。大企業の品物が売れない中、彼らはこぞって視聴者を増やし、収入を伸ばした。
これは俺たち若い世代にとって本当に喜ばしいことだ。
働くとわかるが、今の40代以上は終わってる。未だに「SNSで顔を出すなんて!」
「youtubeよりテレビや新聞の方が信頼できる!新聞を読め!」と言っている。
何年前の話をしてるんだ?
ニュースなんて、アレクサに聞けばそれで十分だ。緊急時にはTwitterで情報が回ってくるし、テレビが嘘つきなことは皆知っている。誰かわからん記者が書くニュースより、
自分がフォローしてるyoutuberの言うことの方が説得力がある。そんな時代。
インターネットの発展が早すぎて、20代と40代でほとんど別の国の人と言ってもいいくらいの差ができてしまっているんだ。
ちょうど俺たちが、「中学校でLINE,Twitterが入ってきた」最初の世代。そりゃ差があって当然だ。今の小学生なんかは、生まれた時からネットフリックス。技術が発展する限り、使いこなせる若い世代の方が優秀になるに決まっているのだ。俺らもうかうかしちゃいれらないぜ。
中学校の頃、「LINEやってる?」って言われて
「線がどうした?」って思った10年前の俺
さておき。
もう、「一つの会社」に勤めあげる時代は終わった。自分の価値を一つに絞って生きる時代じゃない。
SNSを使い、「自分の価値」×「発信」でお金を生み出せる。ってか、じきに全人類がそれで生きていく時代が来る。単純労働や教育でさえもAIがやるようにやるなれば、「オンリーワン」意外は価値が無くなる。
俺が今、会社に勤めているのは、何もない自分に「価値」をつけるためだ。
一般的に、一万時間を費やせば、100人に一人の人材になるといわれている。
今の会社は死ぬほど忙しいがハリはあるので、3年ほどで「営業」「先生」プラス「社会人としての基礎」 で、「100人に一人」になれるだろう。
後はそこから自分が今までの人生で一万時間は投下してきた、(あるいはこれからする)
「漫画」「アニメ」「ゲーム」「カードゲーム」「旅行」「演劇」「バレーボール」
「音楽」「アウトドア」「文章作成」
ここら辺をどう掛け算して、「自分だけの価値」を作っていくか。
トドメに、それを発信するための「ブログ」や「youtube」。(それももう古そうだけど。noteとかね)
こんな感じで自分の将来を、10年スパンで考えたいなあ、というのが今のところの予定だ。
何かの参考になれば幸いです。
次回は「投資編」。自分自身が働くだけじゃなく、お金自身に働いてもらう。そんなプランも考え中だ。(むしろ、こっちの方がより現実的)お楽しみに。
今回読んだ本