「これからのお金の教科書」
人間はお金を稼がないと生きていけない。これは紛れもない事実だ。そのために、大概は会社に所属したり、バイトをしたりしてお金を稼ぐことになる。
でも、働いてるとこんな不満を感じないだろうか?
「この仕事、割に合わないなあ・・・」と。
これはマジで全員思ったことがあるんじゃないだろうか。逆に言えば、どうしたらこの不満を消し去れるのか?どうやったら、気持ちよくお金を稼いでいくことができるのだろうか。そんなことを思いながらyoutubeを眺めていたら、こんな動画を見つけた。
こういった動画の話をすると、必ず「そんなもの見てるのか」「あんなのウソついてるに決まってるだろ」という事を言われるのだが、(親父にも友人にも言われた)
そもそも、俺はこの動画が真実を語っている、なんて一ミリも思わない。逆に嘘をつくな!って批判してる人はちょっと危ない。(って思うよね?)
この動画はいうなれば「チラシ」だ。「お金」というカテゴリの本をまとめてくれているのだから、この中から面白そうな本を買ってこよう。中田の言うことはとりあえず話半分で、実際に読んで自分が感じたことを吸収すればOK。そんな感じがベストだろう。
(そもそも中田敦彦のペースで動画を投稿していたら、内容にボロを出さないのは不可能だと思う)
前置きが長くなった。中田の宣伝がしたいわけではなく、今回の本はこういう経緯で見つけたよ、って話です。で、買ってきたのがこの本。
https://www.amazon.co.jp/dp/B08F2LDYHV/ref=dp_kinw_strp_1
「これからのお金の教科書」だ。これがまあ滅茶苦茶面白かった。1500円でこの内容は安い。大まかにまとめ、感想も合わせて書いていく。
1.夢があるなら、叶えるための経費を逆算しよう
だいたい、皆「○○へ旅行したい」「将来○○に住みたい」みたいな漠然とした夢は持っている。しかし、「そこに至るためにはいくらかかるのか」という事を計算する人は少ないよね。なんで皆計算しないの?計算しないと、絶対たどり着けないぞ。
耳がいた~い!俺も夢を掲げてはいるが、「いくらかかるんですか?」「具体的にどうするんですか?」というところはふんわりしたままだった。勿論言い訳は色々あるのだが、「たどり着かない」。おっしゃる通りです。やはりお金を理解しない事には、夢を叶えるのは難しそうだ。良いこと言うじゃない。早速ページをめくる。
2.節約するより、お金を使って自分のバケツを大きくしよう
給与を貰う立場の人は、もらえる金額を自分で決められない。これが、「労働への不満」の正体だ。だが、節約して金持ちになった人はいない。なら、節約をするより、意図をもって使おう。その方が、「自分は何にならお金を払いたいか?」が明確になる。使い方に無駄がなくなっていく。それが、後の資本につながるよ。
ふむふむ。これもなるほど。俺も「一生サラリーマンは死んでもごめんだ」と思っているが、まさにこういう話だと思う。自由が欲しい。その為にお金がほしいんだよなあ、と。よく「貯金しろ」という話を聞くけど、マジで意味ないと思う。50万あれば、半年くらいは死なない。その間に大概のことはなんとかなる。だったら興味の湧くことにどんどん使って、自分の幸福ややりたいことを探った方がいい。ずっとコスパを考えてると、何事も面白くなくなっていく。
3.お金は「回せ」
時にお金は人の為に使ったほうが良い。直接帰ってくることは無くとも、その方がいろんなメリットを生むよ。
これは発見があった。今、自分はかなり家賃高めの物件に住んでいるのだが、多少無理して住んでいる理由は二つ。
1、職場が近い
2、人を呼べる
これ。1は、「時間を買うなら安いもんだろ」という発想で払っている。いつかは死ぬのだから、お金で時間が買えるなら間違いなく「買い」だ。(確かホリエモンが言っていたんだったか。何かで昔学んだ)
2について。単純に、人を呼ぶのが好きなのだ。これは高校時代から変わらない。「誰かと遊べるかも」と思ってボードゲームを用意したり、プレゼントを考えるのは楽しい。そんで、「あいつの家は楽しいよね」となったら、もう最高だ。そういえば、小さいころから好きだった。これも一種の趣味と言えるのかもしれない。
この2の考え方は、この本で言うと「信頼とか、そういった目に見えない、大きな価値を買ってる」ことになるようだ。確かに、俺の家で遊んだ人はたまにでかい酒をビンで買って置いていったり、単純にお土産をくれたりする。(バナナハンガーとか、お菓子とか、なんと布団とか。・・・バナナハンガー?)
高い家賃を払ってる分のメリットはしっかり貰っているのかもしれない。そう考えると、家賃をけちったりして遠いところに住むのって、いいことないんじゃないか?そんなことを思った。
長くなりすぎたので、また今度!