秩父旅行記
奇跡的に5連休がとれた。マジで奇跡。たまたまカレンダーの並びが良かったのである。
そうなったら、有効に使ってやろうというのが自然というもの。
ってな訳で、一泊二日の秩父一人旅レポートです。
①出発
昼過ぎに出発。秩父までは特急で1時間だ。早い。移動に時間がかからないのはかなりナイス。
しかし、出て3分で寝巻きを忘れた事に気がついた。まァ、それも醍醐味ですね。多分。気を取り直して、出発だ。
② 到着
無事到着。しかし、生憎の曇り空。寒い。そして全く道が分からない。案内所で貰った地図を頼りに進むも、我が家は皆方向音痴である。
結果、同じ道を三往復した。修行か?
早速荒む心。そんな俺を癒してくれたのが、、、
そう、ブックオフだ。
俺には田舎でブックオフを見かけた時、なんかレアなアイテムないかな、と探す習性がある。
大体ねーあるんですよ。やけに安いフィギュアとか、今は絶版の設定資料とか。あと単純に単価が安い。結果30分くらいを過ごした。家にいる時と変わらない。アホなのかな?
でもボルシャックドラゴンが当たりました。わーい。
③ 寄り道
宿に向かう途中、凄まじく古い店を発見。聴くと、明治に作られた建物だとか。マジかよ。頼み込んで中を撮らせてもらった。
まァ凄い。時間が経つと、あらゆるものに価値が生まれるなぁ。凄いなぁ、おじいちゃんおばあちゃん。と思った。
④宿
宿に到着。今回泊まった宿は古民家を改造したもの。夕飯、クーポン、銭湯利用券、色々ついて一万円。個人的には実家に帰ったような感じでかなり満足だった。一人旅だもの、たまにはよかろう。
その後、1時間程休憩。受付のお姉さんが俺の存在に気づいておらず、鍵をぶち破って入って来るハプニング。一応目の前通ったんじゃが。チェックインは別の場所で済ませる式だったので、尚更ビビった。
いや、殺してないっつーの。さておき、休んで外に出た。すると、、、
⑤歩き回る
辺りは闇に沈んでいた。って待て。まだ18時なんだが?仕事終わるのが基本夜中なので、日が沈む速さを把握してなかった。なんてこった。
とりあえず辺りをひたすら散策。
何もねえ。
マジで何もない。というか、店が空いてない。東京の感覚がいかに特殊か学んだ。いいかい、店は19時で閉まるのが普通なんだ、、俺たちは働きすぎなんだ、、、
とはいえ、バーが空いていた。なんとクーポンで一杯無料らしい。早速入ろう。
イチローズモルトというらしい。地元の酒らしいが、これが凄く美味かった。飲みやすいし、えぐみも無い。マスターに聞くと、近場だと長瀞がいいよ、との事。明日行ってみよう。
そのまま近場のホルモン焼きで夕飯。お店の娘であろう小学生がずっと隣で宿題をしていた。他の客は近所の人なのであろう、ずっと相続の愚痴を言っていた。なんつー実家感だ、、、
いいね!!
またふらふらと歩き回り、さあ銭湯に行こうとした、その時。衝撃の事実。
開いてねえ。
そんな事ある?まだ20時だぞ?調べたら19時までとのこと。俺の知っている銭湯はどこも23時までやってたんですが、、、
この街では、風呂は19時までに済ませるものなのだ、、、都会は全く感覚が違う。皆んなも気をつけよう。仕方なく宿のシャワー浴びて、今日は終了。
⑥ 二日目
翌日は快晴。早速歩いて駅へ向かう。タクシーを捕まえて、長瀞まで頼む。そこで一つの不安が。
アレ、思ったより遠いな、、?
上がり続けるメーター。それはまだ良い。しかしなんとなく嫌な予感がして調べると、、、
電車通ってましたね。230円。
ちなみにタクシー4500円。なんてこったい。まァ丁度クーポンを使い切れたのでよかったんだけどね。ドライバーさんは凄く良い人でした。ロープウェイがあるというので、それを使って宝登山に登って見る事に。
これは最高だった。天気も良く、鳥の囀りが良く聞こえた。こんな体験ができるのなら人生捨てたものではない。そもそも宝登山に来る予定は全く無かったし。面白れー。そう思った。
下山し、ドライバーオススメの蕎麦屋さんに行く。
開いてねえ。
隣の蕎麦屋さんへ。
打ち立てでメッチャ美味かった。結果オーライ!
駅前で焼きたて煎餅。なんか食べてばかりであるが、まあ良かろう。そのまま秩父駅へ帰還。
よーし、あとは帰るだけだ。しかし、銭湯に入れなかったのは心残りだなぁ、、
あるじゃん。
という訳で、駅前温泉に浸かって、無事帰還。
イレギュラーだらけだったが、そのどれもが楽しめた、良い旅でしたとさ。たまには1人も悪くない。貴方もやってみると良いぞ!ただし19時にはあらゆるものが閉まるから気をつけよう。